多摩川精機株式会社

沿革

第1期　技術を生む　（1938～1945）
- 1938年3月 東京府東京市蒲田区（現東京都大田区）に創立。
- 1942年 長野県飯田市に飯田工場を新設。
第2期　技術を育む　（1946～1959）
- 1945年 戦災によって本社を焼失。
- 1949年 タッピングマシン（ネジ立盤）を開発。
- 1950年 シンクロ電機の生産を開始。
- 1952年 ステップモータTS68他を開発。
- 1954年 シンクロ電機の防衛庁規格60Hz系が設定。
- 1957年 400Hz系のシンクロ電機の防衛庁規格制定。
- 1958年 現在の東京事務所に本社を再建。
- 1959年 「Servosyn（サーボシン）」を開発。
第3期　技術を創る　（1960～1967）
- 1960年 ジャイロ装置の製造を開始。
- 1961年 航空機器のオーバーホールを開始。
- 1962年 シャフトエンコーダを開発。
- 1963年 東京事務所に研究所ならびに営業所を設立。
- 1964年 高温・耐震・高速向シンクロ電機が大手鉄鋼メーカに採用。
- 1965年 大型ソナー用サーボ機構を開発。
- 1967年 多相シンクロと多相レゾルバを開発。
第4期　技術を磨く　（1968～1976）
- 1968年 萩本博市が会長に、萩本博幸が社長に就任。
- 1971年 原子力発電用の機器の開発を開始。
- 1973年 米国BEI社と技術提携。
- 1974年 NASDA向けに高分解能の光学式シャフトエンコーダを納入。
- 1975年 シンクロ／ディジタル変換器のシリーズ化。
- 1976年 米国ハンフリー社と提携。
第5期　技術を展ばす　（1977～1985）
- 1977年 ステップモータ、スピンドルモータの量産体制を整備。
- 1979年 東京大学野辺山宇宙電波観測所向けに高精度多極シンクロを開発。
- 1980年 米国カリフォルニア州に事務所を開設。
- 1982年 スーパークリーンルームを設備した第2装置製造部工場が完成。
- 1983年 64m電波望遠鏡用の高精度多極レゾルバを開発。
- 1984年 PCB－CADの導入。
第6期　技術が弾ける　（1986～1991）
- 1987年 マトリックス生産管理体制を志向。
- 1988年 会社創立50周年。
- 1990年 1,500坪の新工場と新機械工場を建設。
- 1991年 八戸多摩川株式会社（現：八戸ハイテック株式会社）を設立。
第7期　技術を鍛える　（1992～1997）
- 1992年 「SCORE-UP'94作戦」を展開。
- 1993年 Smartsyn（スマートシン）」として販売を開始。
- 1994年 本社を長野県飯田市に移転。
- 1995年 「SCORE－UP'96作戦」を展開。
- 1996年 ISO9001認証を取得。
- 1997年 資材センターを増築。
第8期　変革の10年　（1998～2007）
- 1998年 萩本博幸が会長に、萩本範文が社長に就任。
- 1999年 「多摩川精機株式会社　八戸事業所」を開設。
- 2000年 八戸事業所が竣工。
- 2001年 テー・エス・エレクトロニックス株式会社を設立。
- 2002年 名古屋工場を開設。
- 2003年 第二事業所を開設。
- 2004年 名古屋工場を撤収し、第一事業所へ移管。
- 2005年 JISQ9100の認証を取得。
- 2006年 ISO/TS16949を認証取得。
- 2007年 多摩川香港有限公司を設立。
第9期　革新と進化の10年　（2008～2017）
- 2008年 多摩川モバイル電装株式会社を設立。
- 2009年 多摩川ジャイロトロニクス株式会社を設立。
- 2010年 多摩川精密電機（蘇州）有限公司を設立。
- 2011年 多摩川マイクロテップ株式会社が誕生。
- 2012年 多摩川精機ドイツ駐在員事務所を開設。
- 2013年 多摩川パーツマニュファクチャリング株式会社を設立。
- 2014年 Tamagawa Europe GmbHを設立。
- 2015年 多摩川スカイプレシジョン株式会社に社名変更。
- 2016年 多摩川マイクロテップ株式会社が多摩川航空電装機器株式会社を合併。
- 2017年 八戸第二工場が稼働。
第10期　2018年~
- 2018年 創立80周年。
- 2019年 太倉多摩川貿易有限公司を設立。
- 2020年 「コロナ危機対策室」を立ち上げ。
- 2021年 NASA火星探査機Perseveranceが火星に着陸。
- 2022年 「Boeing Premier Bidder Program」を獲得。
- 2023年 VR形レゾルバ「Singlsyn」の生産工場が完成。
- 2024年 100～150kg級の人工衛星の制御用リアクションホイールを開発。