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    飲食店の仕込み代行サービス「シコメル」を運営するシコメルフードテックが総額1.5億円の資金調達を実施

    • 公開日 2021年09月27日 07:26
    • 更新日 2021年12月26日 10:03
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    飲食店向けの仕込み代行サービス「シコメル」などを提供し、飲食・食品業界のDX(デジタル変革)化を推進するシコメルフードテックは2021年9月21日、総額1.5億円の資金調達を実施したと発表した。

    今回の資金調達については、ユナイテッド株式会社株式会社セブンスターズキャピタル、株式会社グローウィング、塚本郵便逓送株式会社、その他個人投資家4名が出資している。

    資金調達の目的と使途

    シコメルフードテックは「食のサプライチェーン(原材料の仕入れから販売・消費までの一連の流れ)DXで世界をもっと美味しく豊かに簡単に」を事業ミッションとし、飲食・食品業界向けに「シコメル」「タノメルbyシコメル」「タノメルクラファン」の3つのサービスを提供している。

    今回の資金調達では、この3つのサービスのうち、飲食店の仕込みを外注できるアプリ「シコメル」について、シコメル業態の開発(どう売るか)やアカウントの増加、アプリの機能開発を行うことで事業拡大を加速させていくとしている。

    シコメルについて

    シコメルは、飲食店で提供するメニューの仕込みを発注できるアプリサービス。専用アプリにて飲食店と食品工場間でのレシピ共有を行い、アプリから仕込みをしたいメニューを注文、商品到着を待つ仕組み。受発注データのAI解析による工数削減及び受発注の最適化も行う。

    タノメルbyシコメルについて

    タノメルbyシコメルは、レシピや試作品のやりとりをするだけで、飲食店が開発したメニューを簡単に素早く通販化できるサービス。製造・注文・梱包・発送までをワンストップで依頼できる。

    タノメルクラファンについて

    タノメルクラファンは、飲食業界に特化した購入型クラウドファンディングサービス。支援の募集期間中に目標金額以上を達成した場合にのみ支援金を受け取れる「All or Nothing」と、目標の達成・未達成を問わず募集期間中に集まった支援金を受け取れる「All In」の2つの募集形式を用意している。


    シコメルフードテックは今回、更なる市場拡大を見込み渋谷オフィスを開設

    シコメルフードテックは大阪府に本社を置いているが、今後の事業拡大や新規事業促進のため、今回、渋谷オフィスを開設した。顧客となる飲食店の大半が東京にあること、また、新型コロナウイルス流行の中でもフードデリバリー業態への新規参入は活発であることから、更なる市場拡大を見込む。今後は物流拠点も関東に開設し、効率的でスムーズな物流を実現するとしている。