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    大塚商会がスパイダープラスの提供する建設図面・現場管理アプリ「SPIDERPLUS」の取り扱いを開始

    • 公開日 2021年09月14日 07:38
    • 更新日 2021年12月25日 03:06
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    スパイダープラス大塚商会が建設DXアプリ「SPIDERPLUS」の取り扱いを開始したことを9月8日に発表した。


    取り扱いにあたっての背景

    スパイダープラスは自社アプリの「SPIDERPLUS」を東京と大阪の全国2拠点で提供しており、2021年7月には契約者数が1,000社、契約ユーザーも42,000人を超え、建設業界のみならずプラント業界でも導入が広がった。しかし、営業拠点の少なさや大都市圏に偏りがあることから、営業網の拡大に課題を抱えていた。そこで、日本全国に営業網を持つ大塚商会に販売協力を依頼した。大塚商会はCADの取り扱いがすでにあり、建設業に関する知見を有していることから「SPIDERPLUS」のさらなる普及が実現できるとしている。


    SPIDERPLUSとは

    SPIDERPLUSはスパイダープラスが開発する建設DXアプリで、図面管理や工事写真、帳票出力、電子小黒板機能が利用可能で記録や報告作業を簡単に行えるようになる。工事進捗管理機能や照度測定機能などニーズに合わせて多様なオプション機能が用意されており、各種検査もSPIDERPLUSで完結する。Dropboxや3D/2D CADなどの外部ツールとの連携が可能で、大幅な業務効率化が可能で、現場での作業が身軽になるだけでなく、無駄な事務所と現場の往復も削減でき、1クリックで記録帳票が作成も可能。残業な主な要因だった非効率なデスクワークを減らし、転記ミスも防げるようになる。


    SPIDERPLUSは売上高が2017年以降3年連続で前年比約2倍を達成した。現場でのユーザーの声を聴き、現場での使いやすさを追求したサービスが認められたことを表している。建設業界に限らず図面を使っている事業者すべてに活用できるもので、不動産デベロッパーや鉄道などにも広がっている。

     

    株式会社大塚商会と建設業界

    大塚商会は建設テック情報サイトCAD Japan.comを運営するなどCADビジネスを通じた建設業界の生産性向上や課題解決に向けて積極的に取り組んでいる。DXが急速に普及する中で、建設業界においてもIT化の必要性が迫られてきており、今回、SPIDERPLUSの取り扱いを開始することで、IM/CIMデータが更に活用される建設DXの実現を目指しているとしている。