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ヤプリがノーコードで顧客管理できる「Yappli CRM」をリリース

  • 公開日 2021年10月14日 09:25
  • 更新日 2021年12月26日 11:17
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ノーコードでアプリ開発・運用・分析ができるアプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を展開する株式会社ヤプリは、2021年10月11日、ノーコードで顧客管理システム(CRM)を開始できる「Yappli CRM(ヤプリシーアールエム)」のリリースを発表した。

Yappli CRMの提供を開始した背景

アプリの使用が一般的になったことで、顧客がアプリをダウンロードしたときから開始できる顧客管理システム(CRM)を要望する企業が増えてきた。

アプリプラットフォーム「Yappli」ではこれまで、導入企業側にてCRMを用意する必要があった。しかしYappliの導入が進むにつれて、CRMを保有していない企業や、開発済みのCRMがレガシーシステム(過去の技術で構築されているシステム)であり拡張性や保守性の面で課題のあるケースが増えてきている。

今回ヤプリでは、アプリプラットフォームYappliのほかに、ノーコードでCRMを開始できるYappli CRMの提供を開始することで、こうした課題の解決を図る。Yappli CRMの開発にあたっては、強力な顧客接点であるアプリとCRMがスムーズに連携できることや、シンプルで使いやすいCRMになるよう注力した。

Yappli CRMについて

Yappli CRMは顧客がアプリをダウンロードしたときからスタートできるCRM。顧客の行動データを活用し様々な施策を実行することで、顧客との関係性を強化する。

Yappli CRMは、顧客の会員登録や情報管理などCRMに必要な機能がすべてセットになっている。管理画面はノーコードで直感的な操作が可能だ。また外部サービスに連携することなく、来客頻度や購買単価の向上が見込めるポイントカードや電子マネーの発行・管理ができる。ポイントカードや電子マネーについては外部との連携も可能だ。さらに、プッシュ通知やクーポンなどにより、顧客の嗜好に合わせて最適化されたマーケティングを実現する。

Yappli CRMではそのほか、購入データや購入後の行動データも取得できる。こうしたデータを外部メールサービス、MA(マーケティングプロセスを自動化するツール)、CDP(顧客データを活用するためのプラットフォーム)などと連携させ、データの分析結果をもとに課題解決のための施策立案やビジネスの意思決定を行なうデータドリブンなマーケティングに活かすことも可能だ。Yappli CRMは大規模開発が不要のため、初期費用を抑えて素早く導入できる点も魅力となっている。