メディカルチェック推進機構とICheckが新型コロナワクチン接種証明アプリ「ワクパス」を共同提供
- 公開日 2021年10月11日 11:21
- 更新日 2021年12月26日 10:17

一般社団法人メディカルチェック推進機構とICheck株式会社は2021年10月6日、新型コロナワクチン接種証明書をデジタル化するアプリ「ワクパス」の共同提供を発表した。提供開始は近日中としている。
ワクパスの内容
ワクパスは、メディカルチェック推進機構が発行する民間主導の新型コロナワクチン接種証明アプリ。安心・安全に企業活動を行いたい企業とワクチン接種済みの人々を繋ぎ、ワクチンを接種した人々へ様々な特典を提供することでワクチン接種を推進するとともに、新型コロナウイルスの流行により打撃を受けた団体・企業を応援することを目的としている。なお、ワクパスはあくまでワクチンを接種した人に特典を与えるという位置づけであり、ワクチン未接種の人々に不利益が生じるものではない。
ワクパスでは、以下のようにワクチン接種記録の管理やワクチン接種優待などの提供を行う。アプリはiOS版とAndroid版が用意される。アプリ内の機能はすべて無料で利用可能だ。
ワクチン接種記録の管理
ワクパスのアプリをダウンロードし、ワクチン接種証明書の情報や本人確認書類、プロフィールなどを登録することで、アプリからワクチン接種証明ができる。
ワクチン接種優待の提供
ワクパスのアプリをダウンロードし、ワクチン接種証明書の情報や本人確認書類、プロフィールなどを登録して、賛同企業でアプリを提示すると特典が受けられる。賛同企業としてはアパホテルやJT、アトム、カッパ・クリエイト、HIS、鹿島アントラーズFC、ワンワサプライ、東京商工会議所、OLIVESPA、とりいちずなどが参加。その他、ICheckのオンラインストアでの優待もある。
抗原検査キットの購入が可能
ワクパスのアプリ内では抗原検査キットを気軽に購入できる。
ICheckはこれまでPCR検査・抗原検査・抗体検査キット「ICheck」や、検査可能な医療機関を探せるサービス「ICheckNAVI」を提供してきた。今回のワクパスの提供を通じてさらなる感染症対策やワクチン接種の普及を推進し、早期の社会正常化に力を注ぐとしている。ワクパスについては今後も賛同企業を募集し特典を充実させるとともに、陰性証明や政府のワクチンパスポートとの連携、ブースター接種(3回目のワクチン接種)への対応なども検討していく。



