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原油高騰の影響も受けながらも 持続可能性と技術革新が進む注目の業界! 化学業界平均年収ランキングTOP10を発表!

  • 公開日 2023年07月18日 02:54
  • 更新日 2024年04月22日 01:34
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化学業界平均年収ランキングについて

日本最大級のデータベースを誇る「SalesNow DB」において、化学業界における各企業の平均年収について調査しました。


化学業界は、石油や天然ガスなどを原材料として、合成ゴム・プラスチックなどの材料や、合成洗剤・石けんといった最終製品(消費者に販売可能な製品)を製造している業界です。製品をつくるためには、必要な原料を調達してから加工し、消費者のもとに届けられるまでの過程で非常に多くの企業が関わっていることから、原料を生産する企業である上流、原料から中間製品をつくる企業の中流、そして最終製品を製造・販売する企業の下流と3段階構造で表現されることがある業界です。

石油や天然ガスを原料とする製品が多い化学業界は、近年の石油の価格高騰の影響をダイレクトに受けてしまい、輸入に頼るしかない日本では仕入れコストが収益を圧迫してしまうといった問題を抱えています。そのため現在では各化学業界メーカーは、価格の変動が著しい石油製品への依存度を下げることや利益率の減少している製品からの撤退、コストや経費の削減といったように価格設定の見直しや、新たなビジネスモデルの導入や構築を行って収益が生まれる構造改革を行っています。そんな業界の転換期とも言える化学業界における平均年収ランキングをご紹介します。


第一位はウルトラファブリックス・ホールディングスです。東京都八王子市に本社を置き、動物を原材料とする本革製品に代わる、高品質・高性能で長く使える合成皮革製品を提供しています。同社の製品は本革と比較しても耐久性が高く軽量であることから、長寿命化による資源生産性の向上や、主要顧客の航空、自動車の運行時のCO2削減にも大いに貢献しています。

第二位は富士フイルムホールディングス。同社は富士フイルムと富士フイルムビジネスイノベーション(旧:富士ゼロックス)を傘下に持つ持株会社です。2000年以降、当初の主力事業の写真フィルムやカラー印画紙といった写真感光材料市場がデジタル化の進展によって急速に縮小したことから、写真にとどまらず、これまでの写真フィルム製造で培われてきた化学合成などの技術力を応用して、液晶ディスプレイの材料や、医療・医薬品、機能性化粧品、サプリメントなどメディカル・ヘルスケア分野への進出など新規の事業展開を積極的に行っています。

第三位は日本酸素ホールディングス。大陽日酸や、ステンレス魔法瓶のサーモスをはじめとする日本酸素ホールディングスグループを統括する持株会社です。傘下の大陽日酸は産業ガス事業、エレクトロニクス事業、プラント・エンジニアリング事業、メディカル事業、イノベーション事業などを扱っています。日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4つの地域で、30超の国と地域をカバーする世界第4位の産業ガス、電子ガス、医療用ガスのサプライヤーでもあります。


その他は第四位は三菱ケミカルグループ、第五位は日本ペイントホールディングスと続きます。


【調査概要】
調査期間:2022年6月-2023年6月

※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。 
出典:SalesNow DB(https://db.salesnow.jp/)

※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成しています。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しております。情報の正確さに関して万全を期しておりますが、情報の全てにおいて保証するものではありません。


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■SalesNow DB: https://db.salesnow.jp/