スタートアップの中心地はどこ！？ 東京都23区で躍進する起業家が集結した区をランキングで発表！

東京23区における起業家集積区ランキングについて

日本最大級のデータベースを誇る「SalesNow DB」において、過去5年間のデータを分析し、東京都23区内で起業した会社の件数について調査しました。

最近の起業の特徴として、デジタル・テクノロジーの進化を活用した事業や、ソーシャル・エコロジー志向の起業が増えていることが挙げられます。デジタル技術を駆使し、AIやブロックチェーンなどの新たなテクノロジーを応用したサービスやプロダクトであったり、社会的・環境的な課題に対する関心の高まりから、社会的インパクトや持続可能性を重視したビジネスモデルを追求する起業が増加しています。またシェアリングエコノミーの拡大やライフスタイル・ウェルビーイング関連の起業も顕著であり、ビジネスの効率化や健康への関心が起業の形態に反映されているでしょう。様々なビジネスが誕生する現在、人気の起業のエリアはどこなのでしょうか？リアルを追ってみました。

第1位は 港区。港区は東京都心の一等地として知られ、多くの企業や本社が集まっています。Mercari、Wantedlyなどのスタートアップ企業も港区に本社があり、六本木や麻布地域には大手企業や金融機関の本社が多く立地しています。港区はビジネス環境やインフラが整備されており、アクセスの便が良いことから起業家や企業にとって魅力的な拠点となっているのでしょう。

第2位は 渋谷区です。渋谷区は若者文化や流行の発信地として世界的に有名であることと、BITTER(渋)とVALLEY(谷)をかけ合わせた造語でビットバレーと呼ばれるほどIT企業が集まる聖地として知られています。SansanやQuickWorkといったIT企業や、サイバーエージェントといった若者をターゲットとしたビジネスやクリエイティブな活動が盛んに行われています。渋谷区はITやエンターテイメント関連の企業やスタートアップ企業が多く、イノベーションとクリエイティビティが交錯するエコシステムが形成されていると言えるでしょう。

第3位は中央区です。中央区は東京都心の中心地であり、政府機関や金融機関、大手企業の本社が集まるエリアです。特に丸の内や日本橋地域には多くのビジネス施設や商業施設が存在します。中央区はビジネスの拠点としての利便性が高く、政府や大企業との連携の機会も豊富です。起業家や企業にとってのビジネスネットワークの形成に適した地域と言えます。
これらの区が起業ランキングの上位に位置する理由は、都心の交通アクセスやビジネスインフラの整備、商業施設の充実、ビジネスネットワークの形成など、起業家や企業にとって有利な要素が集まっているからと考えられます。これらの区の特徴を活かしながら、ビジネス展開やネットワーク構築を図ることで、起業の成功を目指すことができるのではないでしょうか。

その他は第四位は千代田、第五位は新宿区と続くランキングになっています。


【調査概要】
調査期間：2018年6月ー2023年6月

※本データ引用の際のお願い
メディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。 
出典：SalesNow DB（https://db.salesnow.jp/）

※なお、SalesNow DBでは各業界のカテゴリを「メイン業界」「サブ業界」に区分し、今回は「メイン業界」を抽出しランキングを作成しています。またSalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出しております。情報の正確さに関して万全を期しておりますが、情報の全てにおいて保証するものではありません。

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■SalesNow DB： https://db.salesnow.jp/