「取引先マスタの更新をRPAで自動化しているが、企業情報の取得部分だけ手作業のまま」「営業リストのSFA転記をRPAで回しているが、企業属性の入手経路が定まっていない」——RPA導入企業で頻繁に上がる悩みです。企業情報API×RPAを組み合わせると、APIの正確なデータ取得とRPAの柔軟なUI操作を分業させ、企業情報の取得→加工→転記→更新までを一気通貫で自動化できます。本記事では、RPA×API連携で実装可能な7業務、5ステップ実装フロー、実装優先度マトリクス、2026年のAIエージェント×RPAトレンドまで解説します。
企業情報APIとRPAの分業設計を理解すれば、既存RPAシナリオの品質が跳ね上がるだけでなく、非構造化データを扱うAIエージェントとの3層分業も設計できるようになります。読み終える頃には、自社のRPAシナリオのどこからAPI化すべきか、AIエージェント導入時にRPAをどう残すべきかの判断基準が明確になります。
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企業情報API×RPAによる業務自動化とは
企業情報API×RPAは「データ取得はAPI、システム間の操作はRPA」の分業で真価を発揮します。APIの正確なデータ取得能力とRPAの柔軟なUI操作を組み合わせることで、従来は手作業に頼っていた企業情報の取得・加工・転記・更新を一気通貫で自動化できます。RPA単体では「PC操作の自動化」に限定されますが、API連携を加えると「意味のあるデータ処理」まで踏み込めるのがポイントです。
なぜ今「API×RPA」の組み合わせが注目されるのか
日本のRPA市場は2024年度に1,034億円規模に達し、2025年度には1,183億円に成長する見込みです。企業のDX推進が加速するなかで、単純なUI操作の自動化だけでなく、外部データソースとの連携による高度な自動化ニーズが急速に高まっています。特に営業・マーケティング部門では、企業情報の収集・整備に月間40時間以上を費やしているケースも少なくありません。
従来のRPA単体では、Webスクレイピングに依存するためサイト構造の変更で処理が止まるリスクがありました。一方、APIだけでは取得したデータをCRMやExcelに転記する後工程が手作業になりがちでした。この課題を解決するのが、APIとRPAの連携です。RPAと組み合わせることで、データ取得から活用までのプロセス全体を自動化できます。企業情報APIの基本的な仕組みは「企業情報APIとは?仕組み・できること・選び方を解説」で解説しています。
APIとRPAの役割分担
API×RPA連携の基本は、それぞれの強みを活かした明確な役割分担にあります。以下の表は、企業情報の取得から活用までの各工程で、APIとRPAがどのように分担するかを整理したものです。
| 工程 | APIの役割 | RPAの役割 |
|---|---|---|
| データ取得 | 企業情報を正確かつ高速に取得 | APIリクエストの定期実行トリガー |
| データ加工 | JSON/XMLでの構造化レスポンス | フォーマット変換・項目マッピング |
| データ転記 | - | CRM・SFA・Excelへの自動入力 |
| データ検証 | 最新データとの照合 | 差分チェック・エラー通知 |
| レポート生成 | - | 集計・レポート自動作成 |
SalesNow APIのようなRESTful設計の企業情報APIは、HTTPリクエストで1,400万件超の企業・組織データにアクセスできるため、RPAツールのHTTPモジュールと直接連携できます。この組み合わせにより、営業リスト作成からCRM更新まで、人手を一切介さない自動化ワークフローが構築可能です。
API連携で自動化できる7つの業務
企業情報APIとRPAの連携によって自動化できる業務とは、企業データの取得・加工・転記を含む定型的な反復作業全般を指します。ここでは営業・マーケティング部門で特にインパクトが大きい7つの業務を解説します。
1. 営業リストの自動作成・更新
最も導入効果が高い業務が営業リストの自動作成です。企業情報APIで業種・従業員数・所在地などの条件を指定してデータを取得し、RPAがExcelやCRMに自動登録します。手作業では1件あたり5〜10分かかるリスト作成が、API×RPAなら1件あたり数秒で完了します。月間1,000件の営業リストを作成する場合、約80時間の手作業が10時間以下に短縮される計算です。APIのみで営業リストを自動作成する具体的な手順は「企業情報APIで営業リストを自動作成する方法と導入手順を解説」で解説しています。
2. CRM・SFAのデータエンリッチメント
CRMやSFAに登録済みの企業情報を、企業情報APIの最新データで自動的に補完・更新する業務です。法人番号をキーにしてAPIから最新の売上高・従業員数・業種コードを取得し、RPAがSalesforceやHubSpotの各フィールドに自動転記します。名刺データのエンリッチメントとSFA連携の具体的なフローは「【2026年最新版】名刺管理×SFA連携を企業情報APIで自動化する方法」で解説しています。
3. 与信審査・取引先チェックの自動化
新規取引先の審査プロセスでは、企業情報APIで資本金・設立年・上場区分などの基本情報を取得し、RPAが社内の審査基準と照合して判定結果を自動出力します。従来は1社あたり30分以上かかっていた与信チェックが、5分以内に完了するようになります。
4. 企業情報の定期モニタリング
既存取引先や競合企業の情報変更を自動的に検知する業務です。RPAが毎日定時にAPIリクエストを実行し、前回取得データとの差分を比較して、変更があった場合にSlackやメールで担当者に自動通知します。SalesNow APIを使えば、求人情報やニュースなどのアクティビティデータもあわせてモニタリングできます。
5. 名寄せ・重複排除の自動化
CRMに蓄積された企業データの名寄せ処理を自動化します。企業情報APIの法人番号データを基準にして、RPAが重複レコードの検出・統合・削除を自動実行します。法人番号を一意キーとすることで、表記揺れ(「株式会社」「(株)」など)による重複を正確に排除できます。
6. 営業レポート・分析データの自動生成
ターゲット市場の企業数・業種分布・地域分布などの分析レポートを自動生成する業務です。APIで条件別の企業データを取得し、RPAがピボットテーブル作成やグラフ生成まで自動で処理します。週次・月次レポートの作成時間を1回あたり2〜3時間から15分程度に短縮できます。
7. Excelマスタデータの自動更新
社内で管理している企業マスタExcelを、企業情報APIのデータで定期的に自動更新する業務です。RPAで更新スケジュールの制御とエラーハンドリングを組み合わせることで、常に最新の企業データが社内で利用可能な状態を維持できます。企業情報APIとExcel・スプレッドシートの連携方法は「企業情報APIとExcel・スプレッドシート連携|GAS・RPA活用法」で解説しています。
企業情報API×RPAの連携フローを5ステップで解説
企業情報API×RPAの連携フローとは、APIキーの取得からRPAワークフローの本番運用開始まで、5つのステップで構成される一連の構築プロセスです。プログラミングの専門知識がなくても、主要なRPAツールのHTTPリクエスト機能を使えば基本的な連携は構築できます。
ステップ1:企業情報APIの選定とAPIキー取得
まず、自社の業務要件に合った企業情報APIを選定し、APIキーを取得します。選定のポイントは、データの網羅性、更新頻度、レスポンス速度、料金体系の4点です。テスト環境でレスポンスを確認し、APIドキュメントに記載されているエンドポイントURL、リクエストパラメータ、レスポンス形式を事前に把握しておくことが重要です。企業情報APIの選定基準は「企業情報APIとは?基本概念・種類・選び方をわかりやすく解説」、導入手順は「企業情報APIの導入手順|APIキー取得から実装まで解説」で解説しています。
ステップ2:RPAツールの選定と環境構築
次にRPAツールを選定し、開発環境を構築します。API連携に必要な要件は以下の3点です。
- HTTPリクエスト機能:GET/POSTリクエストをRPAのアクティビティとして実行できること
- JSON解析機能:APIレスポンス(JSON形式)をパースして必要な項目を抽出できること
- エラーハンドリング:APIのレート制限やタイムアウトに対応したリトライ処理が組めること
UiPath、Power Automate、WinActor、BizRobo!など主要なRPAツールはいずれもHTTPリクエスト機能を標準搭載しており、SalesNow APIのようなRESTful APIとの連携が可能です。
ステップ3:APIリクエストの設計とテスト
RPAツール上でAPIリクエストの設計を行います。具体的には以下の要素を設定します。
- エンドポイントURLの設定(例:企業検索API、企業詳細API)
- リクエストヘッダーの設定(APIキー、Content-Type)
- リクエストパラメータの設定(業種コード、地域、従業員数範囲など)
- レスポンスのマッピング(取得した企業名・住所・電話番号等を変数に格納)
- ページネーション処理(大量データ取得時のページ送り制御)
テスト段階では、まず10〜20件程度の少量データで正常にレスポンスが取得できることを確認しましょう。APIのレート制限(例:1分あたり60リクエスト)を超えないよう、リクエスト間隔の調整も忘れずに行ってください。
ステップ4:データ加工・転記ワークフローの構築
APIから取得したデータを、実際の業務システム(CRM、Excel、社内DB等)に転記するワークフローを構築します。このステップがRPAの本領を発揮する部分です。
| 処理内容 | RPAでの実装方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| データ変換 | 変数操作・文字列関数 | 日付形式・数値フォーマットの統一 |
| 重複チェック | 既存データとの照合ループ | 法人番号をユニークキーに使用 |
| CRM登録 | UI操作またはCRM API経由 | 必須項目の入力漏れ防止 |
| Excel出力 | Excel操作アクティビティ | テンプレートファイルの事前準備 |
| エラー処理 | Try-Catchブロック | エラーログの記録と通知設定 |
ステップ5:スケジュール実行と運用監視の設定
構築したワークフローをスケジュール実行に設定し、本番運用を開始します。毎朝8時に営業リストを自動更新する、毎週月曜にCRMデータを一括エンリッチメントするなど、業務サイクルに合わせたスケジュールを組みましょう。運用開始後は、処理件数・エラー発生率・実行時間を週次でモニタリングし、必要に応じてワークフローを改善します。RPAの実行ログとAPIのレスポンスログを突き合わせることで、問題の早期発見と対処が可能になります。
導入効果|工数削減・精度向上の実績データ
企業情報API×RPAの導入効果とは、手作業と比較した場合の工数削減率・データ精度向上率・コスト削減額で測定される定量的な成果のことです。業務内容や処理件数によって効果は異なりますが、多くの企業で70〜90%の工数削減を実現しています。ENECHANGEの導入事例でも、データ連携による業務自動化で大幅な効率改善を達成しています。
業務別の工数削減効果
以下は、企業情報API×RPAを導入した場合の業務別工数削減効果の目安です。
| 業務 | 手作業の所要時間 | API×RPA導入後 | 削減率 |
|---|---|---|---|
| 営業リスト作成(月1,000件) | 約80時間/月 | 約8時間/月 | 90% |
| CRMデータ更新(月500件) | 約40時間/月 | 約5時間/月 | 87% |
| 与信チェック(月100件) | 約50時間/月 | 約8時間/月 | 84% |
| 名寄せ・重複排除(月2,000件) | 約60時間/月 | 約10時間/月 | 83% |
| 週次レポート作成 | 約3時間/回 | 約15分/回 | 92% |
データ精度の向上効果
手作業によるデータ入力では、一般的に0.5〜2%のヒューマンエラーが発生するとされています。1,000件のデータ処理であれば5〜20件の誤入力が含まれる計算です。企業情報APIから取得したデータをRPAで自動転記する場合、転記ミスはゼロになります。さらに、APIが提供する最新データを基準にすることで、古い情報や誤った情報による営業活動のロスも防止できます。
SalesNow APIは日次230万件以上のデータ更新を行っており、100万件以上のデータソースから収集した最新情報を提供しています。このリアルタイム性の高いデータをRPA経由で自動取得することで、常に正確な企業情報に基づいた営業活動が可能になります。
コスト削減効果の試算
営業担当者1人あたりの平均時給を3,000円と仮定した場合、月間40時間の手作業をAPI×RPAで5時間に削減できれば、1人あたり月額10.5万円のコスト削減となります。5人チームであれば年間約630万円の削減効果が見込めます。RPAツールとAPI利用料を差し引いても、多くの場合6〜12か月でROI回収が可能です。
企業情報APIとRPAツールの選定ポイント
API×RPA連携で失敗する最大の原因は「ツール選定を機能スペックだけで比較すること」です。API側とRPA側で選定基準は別軸で、両方を独立に評価してから最適な組み合わせを見つけるアプローチが定石です。API側は「データ網羅性・更新頻度・料金体系」、RPA側は「業務適合性・技術要件・運用体制」で見るのがポイントです。
企業情報APIの選定基準5つ
RPAとの連携を前提とした企業情報APIの選定では、以下の5つの基準が重要になります。
| 選定基準 | チェック内容 | 重要度 |
|---|---|---|
| データ網羅性 | 収録企業数・業種カバー率・データ項目の充実度 | 最重要 |
| API設計 | RESTful対応・レスポンス形式(JSON)・ドキュメント整備 | 重要 |
| 更新頻度 | データの鮮度・更新サイクル(日次/週次/月次) | 重要 |
| レート制限 | リクエスト上限数・大量取得時の対応 | 中 |
| サポート体制 | 技術ドキュメント・開発者サポート・導入支援 | 中 |
SalesNow APIは、国内1,400万件超の企業・組織データベースを収録し、企業データベース収録件数No.1を誇ります。RESTful設計でJSONレスポンスに対応しており、RPAツールとの連携に最適化されたAPI仕様を提供しています。企業情報APIで取得できるデータ項目の詳細も合わせて確認することをおすすめします。
RPAツールの選定基準
API連携を前提としたRPAツール選定では、以下の機能が標準搭載されているかを確認しましょう。
- HTTPリクエストアクティビティ:REST APIへのGET/POST/PUT/DELETEリクエストを直接実行できる機能
- JSONパーサー:APIレスポンスを解析し、必要なフィールドを抽出する機能
- 変数・データテーブル操作:取得データを構造化して保持・操作する機能
- スケジューラー:ワークフローの定期実行とトリガー設定機能
- 例外処理:エラー発生時のリトライ・スキップ・通知機能
- ログ・監査:実行履歴の記録と問題発生時のトレーサビリティ
主要RPAツールのAPI連携対応比較
| RPAツール | HTTP機能 | JSON解析 | スケジューラー | 提供形態 |
|---|---|---|---|---|
| UiPath | 標準搭載 | 標準搭載 | Orchestrator | クラウド/オンプレ |
| Power Automate | 標準搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 | クラウド |
| WinActor | 標準搭載 | ライブラリ | 管理ツール | デスクトップ |
| BizRobo! | 標準搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 | サーバー型 |
| Automation Anywhere | 標準搭載 | 標準搭載 | 標準搭載 | クラウド |
いずれのツールもSalesNow APIとの連携実績があり、RESTful APIへのHTTPリクエストを標準機能として実行できます。自社のIT環境(クラウド優先かオンプレ必須か)と、運用担当者のスキルレベルに応じて最適なツールを選択することが重要です。
SalesNow APIを活用したRPA連携の実践例
SalesNow APIを活用したRPA連携とは、国内1,400万件超の企業・組織データをAPI経由で取得し、RPAワークフローに組み込んで営業・マーケティング業務を自動化する実践手法のことです。SalesNow APIはRESTful設計でドキュメントが充実しており、主要RPAツールとの連携がスムーズに行えます。
実践例1:ターゲット企業リストの自動生成
SalesNow APIの企業検索エンドポイントに対して、業種・従業員数・地域・設立年などの条件を指定してリクエストを送信し、条件にマッチする企業リストをRPAで自動取得します。取得したデータはRPAがExcelテンプレートに自動出力し、Salesforceのリードオブジェクトにも並行して自動登録します。SalesNow APIは580万社以上の法人データを網羅しているため、ニッチな業種やセグメントでも十分なターゲット母数を確保できます。
実践例2:CRMデータの自動エンリッチメント
Salesforce上の既存リードに対して、RPAが法人番号をキーにSalesNow APIへ照会リクエストを送信します。取得した最新の売上高・従業員数・業種情報・代表者名などをSalesforceの各フィールドに自動マッピングします。このワークフローを週次で実行することで、CRMのデータ鮮度を常に高い状態に維持できます。
実践例3:企業動向のリアルタイム通知
SalesNow APIのアクティビティ機能を活用し、RPAで毎日定時に対象企業の求人情報・ニュース・業績変動をチェックします。前日との差分が検出された場合、RPAがSlack通知やメール通知を自動送信し、営業担当者にリアルタイムでアプローチのタイミングを知らせます。商談数2.3倍を達成した企業の多くが、このようなシグナルベースの営業活動を実践しています。
SalesNow APIの連携メリット
- データ網羅性:国内企業データベース収録件数No.1(1,400万件超)で、ターゲット漏れを最小化
- 更新頻度:日次230万件以上のデータ更新で、常に最新情報を取得可能
- RESTful設計:標準的なHTTPメソッドとJSONレスポンスで、あらゆるRPAツールと連携可能
- 豊富なデータ項目:基本情報に加え、部署直通電話番号・組織図・アクティビティデータまで取得可能
- 導入支援:APIドキュメント・サンプルコード・技術サポートが充実
まずは小規模な業務からAPI×RPAの連携を始め、効果を確認しながら対象業務を拡大していくアプローチが推奨されます。企業情報APIの仕組みと基本概念は「企業情報APIとは?仕組み・できること・選び方を解説」で解説しています。
RPA×API連携の実装優先度マトリクス
RPA×API連携は7業務を同時に自動化しようとすると失敗します。「実装難易度」と「投資回収スピード」で優先順位を付けるのが定石です。以下の表は、7業務を実装難易度と回収期間の2軸で整理したもの。まず「実装難易度: 低」×「回収期間: 短」の営業リスト自動作成から着手し、成果が見えた段階でCRM補完→与信チェックへ広げるのが実務パターンです。
| 自動化業務 | 実装難易度 | 投資回収期間 | まず着手すべき組織 |
|---|---|---|---|
| ① 営業リスト作成 | 低(1〜2週間) | 1〜3ヶ月 | 新規開拓組織 / リスト作成工数月20時間超 |
| ② CRMデータ更新 | 低〜中(2〜3週間) | 2〜4ヶ月 | CRM欠損率30%超・データ整備停滞 |
| ③ 名寄せ・重複排除 | 中(3〜4週間) | 3〜6ヶ月 | 複数営業拠点・SFA導入済み組織 |
| ④ 与信チェック | 中(3〜5週間) | 6〜12ヶ月(貸倒予防効果) | 新規取引先の与信審査が月20件超 |
| ⑤ 反社チェック | 中〜高(4〜6週間) | コンプライアンス視点で必須 | 上場企業・上場審査対応中 |
| ⑥ 帳票・請求書生成 | 中(4〜6週間) | 3〜6ヶ月 | 取引先マスタ×請求システム連携必要 |
| ⑦ 経営レポート生成 | 高(6〜10週間) | 12ヶ月〜 | 経営企画・BIツール導入済み |
7業務すべてを同時に着手するのは典型的な失敗パターンです。①〜②で成果を出してから、③〜⑦に順次拡大するのが実務パターンです。特に⑦経営レポート生成は経営マターに近く、単発では着手しない設計が現実的です。
2026年トレンド: AIエージェント×RPA×APIの3層分業
2026年時点で、業務自動化は「RPA単独」から「AIエージェント×RPA×APIの3層分業」に移行しつつあります。MCP(Model Context Protocol)対応の企業データAPIが標準化し、AIエージェントが自律的にAPIを呼び出しRPAシナリオを制御する設計が実用化してきました。以下の3トレンドが2026年後半以降の業務自動化の主戦場になります。
トレンド1: 意思決定はAIエージェント、実行はRPAという分業
従来のRPAは「シナリオ通りに実行」しかできませんでしたが、AIエージェントを制御層に置くことで「例外ケースの判断」までロボット化できます。例えば「取引先情報が変わった場合、担当営業に通知するかCRMを自動更新するか」といった条件分岐を、AIエージェントが文脈理解して判断できます。RPAは実行担当、AIエージェントは判断担当という分業設計が新常識です。
トレンド2: MCP経由の企業データ供給が標準に
SalesNow APIなど主要企業データAPIがMCP対応を進めており、AIエージェントがMCP経由で企業データを自然言語で取得できるようになりました。RPAシナリオの一部として「AIエージェントが企業データを検索→結果をRPAに引き渡す」フローが数時間で実装できるようになっています。従来のSDK/APIラッパー実装(数週間)から大幅な短縮です。
トレンド3: 非構造化データ処理の自動化
従来のRPA×APIでは構造化データ(法人番号→企業属性)しか扱えませんでしたが、AIエージェントを組み込むことで「メール本文からの取引先情報抽出→SalesNow APIで法人番号照合→CRM登録」といった非構造化データも自動処理できるようになりました。営業組織が扱う「メール・議事録・名刺画像」等の非構造化情報がRPA×API×AIの対象範囲に入り、自動化の対象業務が飛躍的に広がります。
【2026年最新】AI×SalesNow MCPで企業情報API×RPA連携を対話ベースで実装する
AI×SalesNow MCPで企業情報API×RPA連携を対話ベースで実装する方法とは、Claude(Anthropic)などの生成AIから SalesNow の1,400万件超の企業データベースを直接呼び出し、RPAシナリオに組み込むAPI呼び出しコードを自然言語で生成できる仕組みのことを指します。API仕様書精読・SDK組み込み・エラーハンドリング実装といった従来の工程を大幅に短縮できる点が2026年時点の実務変化です。
MCP対応でRPA連携が変わる3つのポイント
| 変化ポイント | 従来のRPA×API連携 | SalesNow MCP × 生成AI |
|---|---|---|
| ① API呼び出しコード生成 | API仕様書精読→リクエスト実装→テスト | 自然言語で要件を伝えて即応答 |
| ② 例外ハンドリング設計 | ケース洗い出し→分岐実装→テスト | AIエージェントに例外判断を委ねる |
| ③ 非エンジニアの参加度 | 低(RPAデベロッパー依存) | 高(業務部門が自ら実装) |
MCPは特に「PoC・小規模RPAシナリオ・例外ケース対応」で威力を発揮します。定期実行の大量バッチ処理は従来のRPA+API直叩きが有利なので、ハイブリッド運用が実務パターンです。SalesNow導入企業では商談数2.3倍・工数8.6時間/人削減の成果が報告されていますが、その基盤としてMCPを組み合わせた運用も広がりつつあります。
まとめ
企業情報API×RPAによる業務自動化は、データ取得の正確性とUI操作の柔軟性を両立させる強力なアプローチです。営業リスト作成、CRMデータ更新、与信チェック、名寄せなど、企業情報を扱う定型業務の70〜90%の工数を削減できます。
導入成功のポイントは、以下の3つに集約されます。
- 小さく始めて段階的に拡大する:1つの業務で効果を実証してから対象を広げる
- APIとRPAの役割を明確に分担する:データ取得はAPI、転記・加工はRPAという原則を守る
- データの網羅性と鮮度を重視する:自動化の成果はデータ品質に直結する
SalesNow APIは国内1,400万件超の企業・組織データをRESTful APIで提供しており、UiPath・Power Automate・WinActorなどの主要RPAツールとの連携実績があります。日次230万件以上のデータ更新により、常に最新の企業情報を取得できるため、API×RPAによる業務自動化の基盤として最適なソリューションです。
まずはSalesNow APIのドキュメントを確認し、自社の業務フローに合った自動化シナリオの検討から始めてみてください。
RPA×APIで業務自動化を実装するなら。SalesNow API
1,400万件超の企業データベース。UiPath・Power Automate・WinActor等の主要RPAツールとの連携実績あり。MCP対応で対話ベースのシナリオ生成まで一気通貫。導入企業では商談数2.3倍・工数8.6時間/人削減の実績。
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よくある質問
Q. 企業情報APIとRPAの違いは何ですか?
企業情報APIはシステム間でデータを直接やり取りする仕組みで、リアルタイムかつ正確なデータ連携が可能です。一方RPAはPC上のUI操作を記録・再生して自動化するツールです。APIが安定した大量データ処理に向くのに対し、RPAはAPIが提供されていないシステムの操作にも対応できます。両者を組み合わせることで、APIで企業データを取得し、RPAでCRMやExcelへの転記・加工を自動化するといった一気通貫の業務自動化が実現します。
Q. 企業情報API×RPAの導入でどのくらい工数を削減できますか?
削減効果は業務内容と処理件数によるが、営業リスト作成では手作業比で約70〜80%の工数削減が一般的です。例えば月間1,000件の企業情報収集・CRM登録を手作業で行う場合、1件あたり5〜10分かかるところをAPI×RPAで1件あたり数秒に短縮できます。SalesNow APIを活用した事例では、月間約40時間の手作業が5時間以下に削減されたケースもあります。
Q. プログラミング未経験でもAPI×RPAの連携は構築できますか?
RPAツールの多くはノーコード・ローコードで操作を自動化できるため、プログラミング未経験でも基本的な連携は構築可能です。ただしAPIからのデータ取得部分ではJSON形式のレスポンス処理などが必要になるため、RPAツール側のHTTPリクエスト機能やAPI連携モジュールを活用します。SalesNow APIはRESTful設計でドキュメントも充実しており、UiPathやPower Automateなどの主要RPAツールとの連携実績があります。
Q. SalesNow APIはどのようなRPAツールと連携できますか?
SalesNow APIはRESTful APIとして提供されているため、HTTPリクエストが送信可能なRPAツールであれば基本的にすべて連携可能です。UiPath、Power Automate、WinActor、BizRobo!、Automation Anywhereなどの主要RPAツールとの連携実績があります。また、Zapierなどのipaas(連携プラットフォーム)経由での接続も可能です。
Q. 企業情報APIとRPAを組み合わせるメリットは何ですか?
最大のメリットは、データ取得から加工・転記・通知までを一気通貫で自動化できることです。APIだけでは取得したデータの後工程が手作業になりがちで、RPAだけではWebスクレイピングに依存するため精度やスピードに限界があります。両者を組み合わせることで、APIの正確性・高速性とRPAの柔軟なUI操作を活かした堅牢な自動化フローが構築できます。