この決算のポイント(FY2024)
- 持株会社体制での経営効率化が進む製紙業界大手
- 営業利益率3.7%は製紙業界の構造的な収益性課題を反映
- 自己資本比率41.8%で安定した財務基盤を維持
- ROE4.3%は成長投資と株主還元のバランス改善余地あり
- 時価総額9,392億円で業界トップクラスの企業規模を確保
持株会社の営業利益構造について
王子ホールディングスは持株会社として、子会社からの受取配当金や経営指導料が主要収益源となります。
営業利益率3.7%は持株会社特有の収益構造を反映しており、事業会社単体とは異なる評価視点が必要です。
業績推移
売上高推移
出典: EDINET有価証券報告書(提出会社・個別決算) / 単位: 億円
営業利益・純利益推移
出典: EDINET有価証券報告書(提出会社・個別決算) / 単位: 億円
営業利益率推移
出典: EDINET有価証券報告書(提出会社・個別決算) / 単位: %
財務指標
| 指標 | 王子ホールディングス株式会社 | 補足 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本利益率) | 4.3% | |
| 営業利益率 | 3.66% | |
| 自己資本比率 | 41.8% | |
| 純利益率 | 2.59% | |
| 時価総額 | 8,491.4億円 | 2025年3月期末時点 |
SalesNow独自分析EXCLUSIVE
AI企業データプラットフォーム「SalesNow」が保有する独自データを用いた分析。
王子ホールディングスは製紙業界のリーディングカンパニーとして安定した事業基盤を有していますが、デジタル化による紙需要減少という構造的課題に直面しています。持株会社体制により事業ポートフォリオの最適化を図りつつ、海外展開やバイオマス事業など成長分野への投資を通じて収益性向上を目指していると考えられます。ROE4.3%という水準は、資本効率の更なる改善余地を示唆しており、株主価値向上に向けた経営戦略の進展が注目されます。
📊 SalesNowデータによるクロス分析: 売上高は前期比+9.0%と成長している一方、営業利益は-6.8%と減益。コスト構造の変化や先行投資の影響が考えられる。求人掲載数も増加傾向にあり、業績拡大と連動した採用活動が確認できる。従業員数は直近38ヶ月で+15.8%(現在22名)と推移。
求人掲載数の推移(直近15ヶ月)
直近15ヶ月間の求人掲載数: 親会社 20件 + グループ会社 1,218件 = 合計 1,238件
グループ内 求人構成比(35社)
構成比は直近15ヶ月間の求人掲載数ベース。絶対数は非表示。
従業員数(被保険者数)の推移
現在の推定従業員数: 22名 (24ヶ月で+1名 / +4.8% 増加)
グループ全体の従業員数(推定): 14,363名
グループ内 従業員構成比(29社)
構成比は雇用保険被保険者数ベースの推定値。グループ会社はEDINET有価証券報告書記載の子会社・関連会社。
調査概要
グループ企業ネットワーク
EDINET有価証券報告書に基づくグループ企業・関係会社 67社(子会社 32社、海外関連会社 32社、発行体 1社、その他関係先 2社)
出典: EDINET有価証券報告書より SalesNow Data Lab 作成
免責事項・ご注意
本レポートは、EDINET(金融庁の電子開示システム)に提出された有価証券報告書および公開情報に基づく独自の分析・整理であり、特定の有価証券の売買を推奨・勧誘するものではありません。
掲載情報の正確性には万全を期しておりますが、その完全性・正確性・最新性を保証するものではありません。投資判断は、ご自身の責任において、必ず一次情報をご確認の上で行ってください。
出典: AI企業データプラットフォームSalesNow調べ
データ取得時点: 2026-04-23
このデータを引用する
出典: AI企業データプラットフォーム「SalesNow」調べ(2026年04月)株式会社SalesNow (2026)「王子ホールディングス株式会社の決算分析レポート — 2025年3月期」SalesNow Data Lab, 2026-04-23. https://salesnow.jp/insights/earnings/5010001034743/引用時はURLの掲載をお願いいたします。
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